w-qey’s blog

解離性障害とPTSDと薬物依存症です。不定期に更新します。

僕の心の中には他人は絶対に入ってはいけないエリアがあって、そこにいつ何時侵入されるかもしれないという怖さをいつも抱えていた。それは学校では明るく強い僕が、家では親から酷い暴力を受けているということ、そしてそれに悩み、毎晩涙が止まらないということ。僕のことを明るく、強く、頼もしいと慕ってくれる同級生達はきっと、弱い僕を知ったら幻滅するだろう、「なんだ、学校での姿と全然違うじゃないか」と先生達に馬鹿にされないだろうか。当時はそんなことばかり考えていた。いろんな否定的な考えがふつふつと湧いてきて、結局、自分の深刻な悩みを誰にも相談することはできなかった。それは小さな世界が崩壊するかのように、何よりも勇気のいることだったのだ。